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へなちょこ英国大学生の日記

18まで海外はおろか修学旅行以外で飛行機に乗ったことがなかった小娘が留学生活のあれこれをぽつりぽつりとこぼすところです。

One of the Most Important Study Abroad Tips

留学をきもち楽にする裏技

留学で覚えておくといいなってことはそれはもう結構色々あると思うし、いろんなひとが言ってると思うんですけど、私の実体験から言えることは

 

自分が”外国人”であるということを受け止めること

 

につきます。これだけかよって感じですがこれだけのことがつながっていくんです。

日本にいるとあまり意識することのないであろう ”人種によるすみわけ” や ”ステレオタイプ”は少し海外で暮らすだけでもうっすらと見えてくることと思います。私は五年間ほど海外で暮らしてきましたが、そこまでひどい思いをしたことはありません。ありませんが、”自分がマイノリティである”という疎外感は覚えたことがないと言えばうそになります。だって日本という母国に暮らしていたときは見渡せば黄色人種ばっかりだし、18まで引っ越しどころか旅行だってあんまりしたこともなかったし、ご近所さんとは挨拶を交わすことの多い地域密着型の小娘だったので、alienation?なにそれってかんじだったんです。思えばずっと団体に属してきたので、一人だと思う事もなかったのかもしれません。周りにも恵まれていたし、日本人の友達ばかりだったから”ほんっと日本人ってそういうところあるよね!”なんていうような ”日本人”という認識をぶつけられることも当然なかったわけです。

そんな小娘がなんで海外に飛んで行ったかはまた今度にするとして、

飛んで行った先の二カ国では様々な国の人に出会い、バックグラウンドが異なる者同士での交流も多くなりました。正直アメリカにいたときも疎外感はありませんでした。語学学校はもちろんいろんな国からの生徒がいるし、スタッフ陣は”外国人”になれている人たちばかりです。ステレオタイプに当てはめようとしてくるひともいませんでした。ホームステイもしていたけど、それも同じです。

 

英国に移ってから、疎外感っていうのはこういうことかと実感しました。そのころはもう英語にもさほど苦労しないし、誰も知っている人はいないとはいえそういった生活にも慣れたから何とかやっていけるだろうと思っていました。甘かった。ファウンデーションを終え、学部に進学してから ”あれ 白人ばっかりだ”と気づきました。英文学は直接お金になる物でもないし、他の学部に比べてそもそも母数が少ないのだと思います。そんでもって”あれ 留学生いなくない?”と気づくわけです。正確にはいたにはいたんだけど、北欧らへんの英語は第二言語だけど私にとっての第二言語とはレベルが違う人々でした。 ”もしかしなくてもアジア人私だけじゃん”。最初は心細さはあれど、まあ仕方ないなと思っていました。読み物は多くて大変だけど内容は楽しいからよかった~って調子乗っていた私をぐっさり刺したのは授業でたまたま横に座っていたからペアを組むことになった女の子のセリフです。

 

”私、アジア人嫌いなんだよね”

 

ハイ終了~~~~ってかんじでした。その後彼女は素知らぬ顔でスマホいじくりまわすだけ。今までこんな風にヘイトをぶつけれたことがなかった私は、”今なんつったこいつ?は?”って混乱して、気付いたら授業が終わっているという最悪の展開でした。当時二十歳だった私は、本国のストレートの学生とは2歳ほどの年の差がありました。多分彼女も十八そこらだったんだと思います。悲しいとか悔しいとかよりも、随分狭い世界で生きてたんだなっていう衝撃でした。私よりもデカい図体しやがってそんなことを恥ずかしげもなく言えてしまうのかお前は??言っとくけどお前が着てたプライマーク(英国のしまむらみたいなプチプラファストファッション)だって絶対MADE IN CHINAだし世界からアジア人がいなくなったら失われるものだってあるからなこのクソガキ と思う傍ら、なるほど私はマイノリティだ。と自覚した言葉でもありました。凹まなかったのは、案外すんなり自分が”外国人”であり、”異質な存在”であることを認められたからだと思います。誰だってよく知らない相手には少しためらうところがあると思うし、それは責められることじゃないし。生まれた国は今更変えらんないし人種変更だって出来ないし、クソガキに言われたからって別に変えたいと思わないし、私はこの国にいる許可はもらってるけど”この国の人”ではないから、それはもう仕方ないのです。

自分が無条件に歓迎される存在ではないと認識してしまえばあとは簡単です。

Be Nice!そんだけです。それから”アジア人”であり”日本人”である”えぬこ”について知ってもらうように自ら発信するだけです。まあ笑顔でいたって相手に理解を示したって英語を使っていたって、ダメなときはダメですけど、外国人だから英語を使わなくてもいい(努力しなくてもいい)というような思い違いもしなくなるし、よりその国の文化を知ろうと努力することにつながると思うので、自己認識は大事だとおもうのです。

外国人として暮らしていくことは、母国で暮らしていくより面倒なことや煩わしいこともありますが、おもしろいので一回やってみるといいとおもいます。まとまんないまま、おわり。